「第三の創業」と「中期経営計画」 小田急が挑む未来ビジョン
「第三の創業」と「中期経営計画」 小田急が挑む未来ビジョン
3月、構想から50年以上に及ぶ複々線化工事を完成させ、新たな歴史をスタートさせた「小田急電鉄」を特集。首都圏の移動を変え、鉄道史に残る転換点。ダイヤ改正・新型ロマンスカー導入・海老名開発など、次々と事業を展開する小田急。利用者や社会に対し、どんな価値を生み出せるのか。社員全員が策定に関わったという「中期経営計画」をもとに、星野晃司社長が描く会社組織の理想、未来のビジョンを探る。

今回小田急線の複々線化工事が終わったタイミングで取材インタビューをさせて頂きました。鉄道史に残るような大プロジェクトをやり遂げた会社が持つ達成感やパワーというのはものすごいものだと感じました。そしてここから未来を作っていくんだという意欲が会社全体からみなぎり伝わってくるわけです。そのようなムードを作れている小田急という会社はすごいと思いました。社長自らが進んで社員の中に飛び込み社員の意見に耳を傾ける。みんなが自由に意見を言える環境を作っている。やりたいと手を上げる社員にどんどんチャレンジさせていくんだと言う話を聞いて、こちらまで楽しい気持ちになりました。小田急がチャレンジしていく全員参加の経営。複々線化工事をやり遂げて次に何をやり遂げてくれるのか非常に楽しみです。