株式会社 大和
マンション大規模修繕 満足度と資産価値の基準
「マンション大規模修繕」を特集。633万戸と言われる国内の分譲マンション数。10年前に比べ約100万戸増加し、現在では年間約10万戸が新たに供給されている。こうした状況の中、建築後10年から13年で必要とされるマンションの大規模修繕工事は、今後ますますの需要増加が見込まれている。一般社団法人マンション計画修繕施工協会の副会長も勤める「大和」の代表取締役・佐藤正道氏に資産価値を高める修繕の取組みと顧客から支持を得るサービスを伺います。

日本のマンションのストック個数は633万個になっています。日本で最も多くマンションが作られたのは2005年6年7年と、合わせて約63万戸なのですが、これに一気に大規模修繕のタイミングが入ってくるわけです。大規模修繕の会社はますます忙しくなってくるということなのですがここでぜひ期待したいことは、これからは単なる修繕ではなくバリューアップを実現してあげてほしいということです。日本ではよほどの好景気でなければ中古マンションが値上がりすることはありませんでした。しかし欧米を見ると骨董品のように年数を刻めば刻むほど価値が上がっていく住宅は少なくありません。これは日本もぜひ目指したいところなのですが、佐藤社長は今日、「よし!絶対やるぞ」と言ってくれました。ここからはマンション所有者の意識改革も必要になります。修繕会社も取り組んだマンションの価値を上げてやるんだという気持ちを持って修繕ラッシュに臨んで頂けると嬉しいなと思います。