COMPANY DATA
会社名 | メビオール株式会社 |
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所在地 | 〒254-0075 神奈川県平塚市中原1-25-8 |
ウェブサイト | http://www.mebiol.co.jp/ |
メビオールは、医療用に開発してきた膜およびハイドロゲル技術を農業に展開し、安全、高栄養価の農産物を生産する持続的農業技術(アイメック®)を世界に先駆けて開発しました。
国内ではアイメック®による収益性が高い高品質トマト生産事業が本格的化しております。海外では、温暖化による水不足、土壌劣化などに伴う食糧不足の解決策として期待され、中東、中国、アフリカ、欧州などへの展開が始まりました。
メビオールは研究開発を主体としたファブレス企業です。収益の主体は世界127ヶ国に申請し既に70ヶ国以上で登録されたアイメック®技術の特許をベースとしたロイヤリティー収入です。
今日は新しい農業の提案をいただきました。化学メーカーが生み出した素材を人工透析という医療技術を経て今農業に使われている。非常に面白ことですし、技術というものは生かすも殺すも発想次第なんだとつくづく感じました。日本は農業をするにはとても土壌が良く水も潤沢にある。しかも保守的な体質であることからあのフィルムの価値というものはなかなか理解されずにきました。その結果メビオールは18年間赤字だったということですが、それでも自分たちの持っている技術を信じてやり続けて、農業へ売り込んだ結果ようやく黒字化しました。フィルムの本当の価値、可能性を発揮するのは土壌汚染が進んでいたり、水が全くなかったり、そういう不毛の土地であるんだろうと強く感じました。農業など決してできないと思われていた場所を野菜いっぱいの農場にする。そういうことの可能性をこのフィルムは秘めているなと感じました。