COMPANY DATA
会社名 | 株式会社レーベン販売 |
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所在地 | 〒〒220-0004 横浜市西区北幸2-8-19 |
ウェブサイト | http://yokohama-city.co.jp |
設立 2002年5月1日
資本金 6,000万円
「知的財産活用企業」を特集。400万本売れた耳かきや130万本売れたピーラーなど、大ヒットを飛ばす「ののじ」シリーズ。開発しているのは横浜市に本社を置くレーベン販売。創業者の髙部篤社長は製品開発のほとんどを担ってきた。アイディア・発明をビジネスに結びつけるノウハウ。その裏側には特許や意匠をはじめとした「知的財産」の活用があった。キッチン用品やカトラリーなど、それまで当たり前だった道具、文化を変える挑戦。いかにして消費者に発信していったのか、そのプロセスに迫る。
キャベツのピーラーだけでも130万本も売れているとは知りませんでした。包丁を使わない調理というのは手抜きというイメージもありますが、そうではなく、今いろいろな理由で包丁を使わなくなっている方達をピーラーという便利な調理器具で野菜を切ってもらいたいという考え方というのはなるほどなと思いました。
ヒット商品を生みだせる理由として、それがどんなに便利な商品でも、その良さや特徴を人に伝えることができなければ売ることはできない。そのためには最初にチラシを作り、まず商品の説明ができること、そしてチラシを見せて伝えることができることができているかという検証を重ね、創るものを選んでいく。それを徹底していることが面白いところだと思いました。
発明というのは未来を考えること。わくわくすること。とても夢があります。ですがその一方で、形にしていくプロセス、そして自社製品を守っていく特許戦略というのは非常にリアリズムに乗っ取っていると思いました。この夢とリアルのバランス。これこそが株式会社レーベン販売の強みであり、面白さだなと思いました。