COMPANY DATA
会社名 | 株式会社江ノ島マリンコーポレーション |
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所在地 | 〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19番1号 |
ウェブサイト | https://www.enosui.com/ |
事業目的
水族館の運営
水族の展示、飼育に関するコンサルタント
飲食店の運営
物販店の運営
不動産の賃貸 他
年間180万人以上が訪れる「新江ノ島水族館」を特集。相模湾大水槽を中心に、イルカやクラゲ、シラス、深海生物などユニークな生き物たちが人気を集める「えのすい」。しかし、2004年のオープン以来、来館者数は減衰し120万人にまで落ち込んだ。大きな転機は開館10周年を迎えた2014年。ある取り組みが成果をあげ、来館者数は劇的なV字回復を遂げた。「振り返れば波乱万丈、感極まる思い」と話す堀一久社長。「えのすい」の人気を支える経営戦略と海洋研究に挑む情熱に迫ります。
今日は新江ノ島水族館の堀社長に2004年のグランドオープンから今日に至るまでのお話を聞きました。経営危機を乗り越えた際の心境を聞いた時に堀社長の目にじわっと涙が浮かんだんです。それを見た時に当時のご苦労、そして達成感強く感じることができました。年間20万人から、13年間で180万人の集客をする人気施設に生まれ変わったその転機は10周年のタイミングでした。社員の士気を上げるためのクレドを作成したり、大きな投資をしたプロジェクションマッピングを決断したなど、えのすいにとってここは非常に大きかったと思います。経営者が会社を革新していく時にタイミングを逃さないというのは実に会社の命運を左右するものだなあと強く感じました。新江ノ島水族館の人気の理由はクラゲであるとか深海生物であるとか、オリジナリティのある生き物によるところはありますが、何よりも経営者を含めてえのすい大好きという人たちで運営されている。そういう運営だからこそリピーターも増えていきますし思いやりを持って魚ファーストを貫けるのかなと思いました。堀社長のミッションはまだまだ続きます。さらにアカデミックでありエンターテインメント性も高い圧倒的な水族館を作り上げていっていただきたいなと思います。