株式会社キープ・ウィルダイニング
ローカルブランディング 地元で成長を続ける飲食業
町田・相模原エリア、通称「マチサガ」エリアで飲食業を展開するキープウィルグループを特集。多くの飲食店で苦戦が続く中、ローカルブランディングを軸に店舗を増やし、売り上げを伸ばしてきた経営戦略、また社員が現場でいきいきと働く店づくりなどについて、代表取締役・保志真人さんに伺います。

町田・相模原エリア、通称「マチサガ」エリアで飲食業を展開するキープウィルグループを特集。多くの飲食店で苦戦が続く中、ローカルブランディングを軸に店舗を増やし、売り上げを伸ばしてきた経営戦略、また社員が現場でいきいきと働く店づくりなどについて、代表取締役・保志真人さんに伺います。
飲食業界は今、深刻な人手不足でなかなか人が集まらず営業もままならないというお店も出始めてきました。そのような中、キープ・ウィルダイニングは人に困っておらず、ここにこの会社の特性があると感じました。その一つがアルバイト中心だったスタッフをほぼ社員にして長時間労働をなくし福利厚生も充実させたということ。これで利益が半分になったということですから大きな経営判断だったと思います。そしてスタッフの不満やストレスをなくしていこうという仕組づくりをしている。店内のコミュニケーションを活発にしようとする働きやすい職場なんだろうなと思いました。社員のモチベーションを高めていくことが顧客満足に繋がっていくということがよくわかりました。あと、営業エリアを限定して深堀りをしていくというこの戦略。これは非常に面白いなと思いました。そこにないものを作る。友達、家族、その場に面白いものをどんどん作っていけばいいという考え方。これはある意味手堅いとも思いましたけれども、一方で理にかなった経営戦略だと感じました。