スリーボンドファインケミカル株式会社

産業を支え未来を作る接着剤
産業を支える「スリーボンドファインケミカル」を特集。自動車のオイル漏れを防ごうと、ゼロから接着剤の開発をスタートした創業の歴史。今では電子機器など、あらゆる産業で活躍する工業用シール剤・接着剤を製造している。圡田耕作社長に、多品種小ロットの製造を支える現場力、次の時代に向けたものづくりを聞く。
- 製造業
- 相模原市
産業を支える「スリーボンドファインケミカル」を特集。自動車のオイル漏れを防ごうと、ゼロから接着剤の開発をスタートした創業の歴史。今では電子機器など、あらゆる産業で活躍する工業用シール剤・接着剤を製造している。圡田耕作社長に、多品種小ロットの製造を支える現場力、次の時代に向けたものづくりを聞く。
3月、構想から50年以上に及ぶ複々線化工事を完成させ、新たな歴史をスタートさせた「小田急電鉄」を特集。首都圏の移動を変え、鉄道史に残る転換点。ダイヤ改正・新型ロマンスカー導入・海老名開発など、次々と事業を展開する小田急。利用者や社会に対し、どんな価値を生み出せるのか。社員全員が策定に関わったという「中期経営計画」をもとに、星野晃司社長が描く会社組織の理想、未来のビジョンを探る。
今回は新茶の季節、「神奈川のお茶」を特集。長年「足柄茶」ブランドとして県西・県央地域で栽培、親しまれてきた神奈川のお茶。しかし、茶畑の多くは高齢化などで存続が困難になっている。 藤沢市遠藤に店舗・工場を構える「茶来未」の佐々木健社長はこうした現状に危機感を持つ一人。神奈川の茶業に可能性をもたらそうと挑むのは、新ブランド「丹沢大山茶」の開発。独自の製法を用いて、茶葉の加工・販売を手がけるほか、松田町の寄(やどりき)地区では自ら茶畑に入り、生産方法の研究を進めている。産地と文化の継承を担う新ブランド、開発の現場に迫る。
今回は「神奈川の空き家問題」を特集。倒壊や不法投棄、治安の悪化、地域価値の下落など、多くの課題が指摘されている空き家。県内の空き家は約49万戸あり、全国3番目の多さ。行政も対策に乗り出している。番組では空き家活用に取り組む企業と事例を取材。外国人も多く利用する逗子の貸し別荘、横浜駅近・築60年のアパートを再生した共同住宅など、ビジネスの視点で具体的な事例と、活用の裏側を探る。
日本の基幹産業である製造業。中でも根底を支えるのは約23兆円とも言われる設備産業だ。ものづくりに必要なセンサー、モーターなどの膨大な種類が存在する「生産材」。この「生産材」の組み合わせ・活用によって、工場や生産現場は大きな価値を生み出している。横浜市の「アペルザ」は、この巨大市場にインターネットの力で革新。ものづくりのプラットフォームを見据えた事業モデルについて、創業者の石原誠CEOは「製造業のアマゾンを目指す」と語る。今後への期待が高まるアペルザのビジョンと組織に迫る。
2011年、神奈川県民ホールの別館としてオープンしたKAAT神奈川芸術劇場。舞台芸術に特化した「創造型劇場」をコンセプトに、演劇、ダンス、音楽、現代美術など多様な芸術が交わる場を提供してきた。質の高い作品の上演を続け、開館以来来館者は着実に増加。昨年は21万人を記録している。都市型の劇場として、舞台関係者や鑑賞者・地域とのつながりをどう広げていくのか。眞野純館長・白井晃芸術監督に文化芸術の拠点としての役割と取り組みを聞く。
「産業と地域を温める町工場」を特集。横浜市都筑区で産業用ヒーターを製作するスリーハイ。インフラなどの凍結防止、工場での保温など、多様な業界のニーズにオーダーメイドで応えている。現在は業績好調のスリーハイだが、かつては倒産の危機もあったという。状況を好転させたのは、わかりやすく、会社の温度が伝わるホームページの徹底活用、そして地域への深いアプローチだった。ものづくりから街に広がる新工場など、独自の経営手法を男澤誠社長に聞く。
「産学・金融の連携と地域活性の現場」を特集。大磯町で生産が盛んなみかん。これまでは成長促進のため一部廃棄されていた。有効活用のため、大磯町商工会の一人の女性がある商品開発プロジェクトを立ち上げた。相模女子大学・相模女子短期大学部の学生も参加し、産学連携を進めるこのプロジェクト。風間誠史学長に女性活躍や学生とのコラボレーションについて聞く。立ち上げから取り組みをサポートするのは横浜銀行。ビジネスマッチングやアドバイスなどを行っているという。川村健一頭取が考える地域金融としての役割、目指す姿とは。
町工場の技術力とプライドを賭けて作られたコマを対戦させる「全日本製造業コマ大戦」。2012年の設立以来、横浜から全国へと盛り上がりを見せている。立ち上げの中心となったのは名誉顧問の緑川賢司氏。横浜市の木型製造企業「ミナロ」の経営者でもある緑川社長は、町工場のネットワークの必要性を伝えながら、全国に活動を広げてきた。立ち上げから6年、到達点はどこにあるのか。中小製造業の現状と「連携・連帯」可能性を探る。
綾瀬市にあるワイ・ケー電子はプリント基板の試作を中心に発展。現在は「チームラボ」のプロダクト開発にも関わるなど、技術力と営業力で新規顧客の開拓を進めている。2017年には新社屋「&VILLAGE」をオープン、地元のオープンなコミュニティスペースとして活用が広がっている。この新社屋の建設を進めたのは井上雄亮常務。創業者・井上幸雄社長は次世代の経営者にどのような思いでプロジェクトを「任せた」のか。中小企業・事業承継の現場から製造業の可能性を探る。
「知的財産活用企業」を特集。400万本売れた耳かきや130万本売れたピーラーなど、大ヒットを飛ばす「ののじ」シリーズ。開発しているのは横浜市に本社を置くレーベン販売。創業者の髙部篤社長は製品開発のほとんどを担ってきた。アイディア・発明をビジネスに結びつけるノウハウ。その裏側には特許や意匠をはじめとした「知的財産」の活用があった。キッチン用品やカトラリーなど、それまで当たり前だった道具、文化を変える挑戦。いかにして消費者に発信していったのか、そのプロセスに迫る。
昨年4月から株価2倍と業績好調のファンケル。その背景には島田和幸社長の大胆な組織改革・社内コミュニケーションがあった。分社化されていた化粧品と健康食品事業を統合して「ALL FANCL」の一体感を醸成、社員のモチベーションにつながる「情報発信」を積極的に行っているという。「健康経営」が注目される今、新たな事業への期待も高まっているファンケル。島田社長が描く理想の組織の姿、そして今後の経営戦略に迫る。
神奈川最古の企業として知られ、創業から650年を数える「ういろう」。経営を担ってきた二十五代当主・外郎武氏は、昨年11月に「藤右衛門」を襲名。戸籍までを変える改名を行い、大きな節目を迎えた。門外不出の製法で、薬・菓子を当時のままにつないできた「ういろう」。企業の平均寿命は23年とも言われる中、現代へ引き継がれる経営の本質とは。襲名という節目に、神奈川・小田原の歴史、そして企業存続のヒントを探る。
「三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス株式会社(M-FET)」を特集。フォークリフトやディーゼル・ガスエンジン、自動車向けのターボチャージャを軸にグローバル展開する同社。2016年に三菱重工グループの独自経営合弁会社として発足した背景には「革新」というミッションがあった。今後大きく変化する「物流」と「エネルギー」に、どう挑んでいくのか。前川篤社長に、シナジーを生み出す経営戦略と未来の姿を伺います。
「マンション大規模修繕」を特集。633万戸と言われる国内の分譲マンション数。10年前に比べ約100万戸増加し、現在では年間約10万戸が新たに供給されている。こうした状況の中、建築後10年から13年で必要とされるマンションの大規模修繕工事は、今後ますますの需要増加が見込まれている。一般社団法人マンション計画修繕施工協会の副会長も勤める「大和」の代表取締役・佐藤正道氏に資産価値を高める修繕の取組みと顧客から支持を得るサービスを伺います。
「横浜の観光クルーズ」を特集。横浜港・大さん橋を母港とするエンターテイメントレストラン船「ロイヤルウイング」。ランチやティータイム、ディナーで横浜港をめぐるクルーズを中心に、記念日やウェディングなどで多く利用されています。東日本大震災以降経営を担い、サービスの向上に取り組んできた中村信仁社長。再開発や大型客船の誘致などが活発になる横浜港の観光、クルーズの可能性とロイヤルウイングの経営戦略を探ります。
誕生から150年を迎える「馬車道」を特集。横浜開港当時、居留地や日本人街をつなぐ街路として、馬車が行き交い、金融の中心を担った馬車道。1970年代以降は「馬車道まちづくり協定書」を策定して意欲的な街づくりに取り組みました。馬車道商店街協同組合の六川勝仁理事長に、商店街が辿った歴史と、独自のアイデンティティ、そして今後への期待を伺います。
鎌倉三大洋館の一つ「古我邸」を特集。1916年に別荘として完成以来、時を重ね続けてきた古我邸。長年非公開だった歴史的建造物は、2015年にフレンチレストラン、ウェディングの空間へと生まれ変わりました。改修から運営を手がけてきたのは株式会社b.noteの新井達夫社長。オーナーや行政との交渉、資金調達などいくつもの困難を越えた再生事業。新井社長は「あの洋館に明かりを灯したかった」と話します。7年かかったという開業までのプロセスから、実現の本質を探ります。
神奈川県が進めている「神奈川なでしこブランド」を特集。女性が開発に貢献した商品を認定し、女性活躍推進のきっかけを提供するブランドの認定を受けた大塚製薬と京浜急行電鉄の商品から、女性活躍のリアルを探ります。
小田原市のコイワイを特集。長年鋳造技術でターボチャージャー、エンジンなどの精密部品を生み出してきたコイワイ。これまでにない造形を可能にした3Dプリンタを日本でもいち早く導入、革新的なものづくりで精密部品の試作を中心に事業を展開している。大きな先行投資を決断した小岩井豊己社長。国家プロジェクトへの参画も果たす中、コイワイが描くものづくりの未来を聞く。